科学技術者フォーラム H20年2月度セミナー(第70回)
中国の空・日本の森
-中国内陸部の環境問題と民間技術協力-
講師 東海大学理学部准教授 関根嘉香氏

地球環境問題が非常に深刻になっていますが、それに大きな影響を及ぼしている中国の環境問題
について、東海大学理学部准教授 関根嘉香 氏をお招きし、その実情をお話ししていただきま
す。先生は長い間、日中共同で現地における環境汚染に関しての観測・調査研究、教育活動など
をされております。今回はそのご経験に基づく興味あるお話をしていただきます。

演題 中国の空・日本の森-中国内陸部の環境問題と民間技術協力-
講師 東海大学理学部准教授 関根嘉香 氏
日時 平成20年2月26日(火)
14時~16時50分 
会場 品川区立総合区民会館「きゅりあん」
5F第4講習室
参加費 セミナー案内ご参照

講演内容

 中国の環境問題は、アジアの持続的発展を図る上で重要な課題の一つである。日本は冬季から春季にかけて中国大陸の風下にあたり、大気汚染物質が飛来して日本の豊かな森林資源に影響を与える可能性がある。日本の森を守るには、まず風上の空気質を改善しなければならない。しかしながら広大な中国では環境問題の表れ方は多様であり、また急速な社会・経済改革を背景に表出する課題は刻々と変化する。すなわち中国の環境問題を考える場合、地域性とともに時間的変遷を考慮する必要がある。

講演者がメンバーとして参画する慶應義塾大学中国環境研究会は、1980年代後から中国内陸部の環境問題に関心を持ち続けている。この研究会は、総合政策学、法学、経済学、理工学および医学の学術研究者から構成され、日中共同研究を通じて中国内陸部の環境政策の実行力を改善し、これをモデルケースとして中国全体に普及させることを目的としている。その拠点となる都市は、遼寧省瀋陽市および四川省成都市である。成都市では1990年から定点活動を行ない、人と生態系に関わる環境側面、すなわち大気汚染、水質汚濁、健康影響、化学物質、生物多様性、環境教育・・・(-以下省略-)・・・研究・実践活動を紹介するとともに、中国の環境問題の解決に向けて必要な取り組み-民間技術協力-のあり方について考える。


詳細は、科学技術者フォーラム2月セミナー案内 をご確認下さい。