リサイクルの定義とは・・・リサイクルってなに?

先日、取引先の新任環境担当者の方と面談したときのこと。その担当者から「環境担当になってはじめて知りましたが、リサイクルの定義というものはないんですね!!」と言われ、その後の会話の中で久しぶりに「リサイクル・環境リスク」の本質論議(雑談です)を一時間以上もさせていただきました。
日本では、2000年に循環型社会形成推進のための基本法が制定され、「資源有効利用促進法」のもとリサイクル促進の各法令(建設・食品・自動車リサイクル法等)が整備されて、廃棄物を処分(最終処分・焼却・埋め立て・海洋投棄等)するシステムからリサイクル処理(有価物として有効利用することやリユースが望まれる)を促す仕組みへと、大きく前進(本当!!ひょっとして停滞)してきました。
しかしながら、なにをもって「リサイクル」といえるのか、または認定・認知されるのか?については、はっきりとした基準はありません。リサイクル活動を実行している人それぞれの考え方で、これはリサイクルだ・・・これはリサイクルではないなどの判断がされて、その意見がそのまま外部に流されているのが現実でしょう。一般国民の立場に立って考えれば、「リサイクル」されていると言えば100%近くが有効に資源化されていて初めて「リサイクル」と思うのが普通なのではないでしょうか。そこにいくとOOリサイクル法における再資源化率は、目標設定の段階から大きな乖離があります。また、日本ではリサイクルにいわゆる「サーマルリサイクル」というものを含めることが一般的です。極端な話、再資源化率が10%、サーマル40%、埋め立て処理50%であっても、りっぱな「リサイクル」として発表しているケースもあるのでは?と考えてしまいます。
じゃあ「ゼロエミッション」ていうのは、いったい何なんですか???ひょっとして・・・焼却して埋め立て・・・なんでしょうか???