家庭から出る粗大ゴミの回収、自治体に連絡すると、
「門の外に出しておいてください」と言われます。

先日、150cm幅のテーブル1つを粗大ゴミで出しました。
自治体から言われた通り、門の外に運び出しました。
大人2人でも運ぶのは容易ではありません。
これは、高齢者にはとても無理だな・・・と思いました。
自治体の指定事業者が、依頼者が高齢者の時は、
柔軟に対応してくれればよいのでしょうが。
高齢者でなくても「自宅の中まで取りにきて運び出してくれないかな」と思うでしょう。

そんなニーズにつけこみ、高額な料金で粗大ゴミ等を処理していた無許可業者が、
廃棄物処理法違反(一般廃棄物の無許可収集運搬)で逮捕された事件がありました。

◇ ◇ ◇

◆中日新聞2009年5月22日の記事より

無許可で高額な代金をとって粗大ごみの回収をしていたとして、県警生活環境課と岐阜南署は21日、産業廃棄物処理法違反(無許可収集運搬)の疑いで岐阜市の便利業者「ライフサポート」の元経営者、斎藤広樹(35)=東京都豊島区=と元店長福井慎吾(26)=岐阜市木田=の両容疑者を逮捕した。・・・

この事件で逮捕された業者は、

一般廃棄物処理業の許可を持たずに収集運搬をした

ことで逮捕されました。
不法投棄を行なったわけではありません。
許可を持たずに処理をする行為自体が違法になります。

◇ ◇ ◇

大分県杵築市では、一般廃棄物の無許可業者が起こした不法投棄をうけて、
「無許可業者に要注意」と呼びかけています。

◆大分合同新聞2009年6月13日の記事より

杵築市守江の山中で今月初め、自転車などが不法に捨てられているのが見つかった。所有者は「自宅に来た廃棄物処理業者に、有料で処理を頼んだ」と話しているという。市生活環境課は「市が許可を出した業者ではない。有料でごみを処理すると持ち掛けられた場合は注意し、市に知らせてほしい」と話している。・・・

記事本文はこちらから
  →有料で廃棄物処理 無許可業者に要注意

大分県杵築市の不法投棄事案では、まだ無許可業者が特定されていません。
杵築市では

だまされた場合でも所有者責任として、引き取りを求めたり、
処理費用を請求する場合がある

そうです。
産業廃棄物とは縁のない一般市民にも排出者責任が課されることになるわけです。
きびしいですね。

複雑な廃棄物処理法は、常時 産業廃棄物を取り扱う事業者とっても、
なかなか理解しきれるものではないですよね。
それが一般市民にも求められるわけですから。。。。
環境省や自治体には、小学生が理解できるような内容のハンドブック等を作成して
周知させる工夫をしてほしい・・・と思います。