朝夕の空気はすっかり冷たくなり、冬の訪れを感じさせるものとなっております。
皆様のご機嫌は如何でしょうか。
さて、今回は10月27日に参加してきた
環境カウンセラー研修と環境カウンセラー制度について書くことにします。
◇ ◇ ◇
まず 「環境カウンセラー」とは
環境カウンセラーとは、
環境カウンセラーは「事業者部門」と「市民部門」とに分かれており、それぞれ、
- 「事業者部門」:
所属職場内の業務に加え、地域の事業者や団体からの環境保全の具体的な対策(例:エコアクション21 やISO14001 等)に関する相談に対して助言・指導等を行う。
- 「市民部門」:
学校、市民団体等からの環境問題、環境保全活動等に関する相談に対する助言・指導、環境学習講座の講師等を行う。
といった役割が期待されています。
そして環境カウンセラー制度実施規定に基づき、
環境カウンセラーには3年に1回以上研修を受講することが義務付けられており、
通常は毎年秋頃に北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州の
7会場に分かれて講習会が実施されます。
環境カウンセラー研修会の目的は、
- 環境カウンセラー登録制度についての理解を高める
- 環境カウンセラーとしての活動を円滑に開始するための手法等を習得する。
- 情報交換による環境カウンセラー間のパートナーシップを形成する。
の3つにあるとされており、この目的に沿った内容の研修が行われます。
私が参加してきたのは関東地区で実施された研修会で、その内容は、
- 【午前】
環境事務次官講演「我が国の環境行政の最新動向」
- 【午後】
グループディスカッション
(下の①~④の中から各自選択、
但し研修の初回受講者は④新規研修を受講)
①エコアクション21で重要な役割を期待される審査人《専門研修》
②地球温暖化「CO2の削減について」《専門研修》
③事前環境保全と生物多様性について《専門研修》
④環境学習・地域活動《新規研修》
となっていました。私は平成19年登録ではありながらも
研修会へは初参加なので、必然的に④を受講することに。
◇ ◇ ◇
環境カウンセラー研修へ
会場は代々木公園そばの国立オリンピック記念青少年総合センター。
午前9時30分頃に参加の受付を済すと、300人程度は入れそうな大きなホールへ。
ホールはまるで大学にある大教室のようなつくりで、
階段状に一体型の机と椅子が配置されており、一番低い位置に講演台があって
その上に講演台と黒板が設置されています。
参加者の8割以上は50歳以上の方々といった印象。
2年前の試験の際にも若い方々は殆どいませんでしたし、
環境カウンセラー登録者は会社退職間近の方や既に退職されている方が多い
との噂は本当だったんだと改めて実感した次第です。
男女比は7対3程度でしょうか。
環境カウンセラー研修 午前の部
午前10時より事務次官講演がスタート。
CO2削減へ向けた日本政府の取り組み状況に付いての報告が中心。
1990年度比で25%のCO2排出量削減を目指すなど、
既にメディアで紹介されている内容が殆どで、特に目新しい内容はありませんでした。
とはいえ、講演内容に特に重要だと思われる部分が一点ありました。
それは次官が繰り返し、
ニュービジネスを創設する手段でもある
と主張していたことです。換言すれば、
CO2削減活動を行う必要が有るのだ
と言うこと。
今まで日本が得意としていた産業分野で、中国をはじめとする発展途上国が急成長し、日本の優位性が脅かされている昨今です。
他国に対して優位性を発揮できる新産業の育成が不可欠である
と日頃から考えている私にとって、政府のCO2削減活動が単なる理想論から行われているわけではないと再認識できたのは大きな収穫でした。
この次官講演の後に、関東地方環境事務所所長(課長かも?)の挨拶があって午前の研修は終了。各自昼飯へ。
環境カウンセラー研修 午後の部
午後の研修は上記の4グループに分かれて午後1時にスタート。
私が出席する ④環境学習・地域活動《新規研修》では、
講師:NPO法人武蔵野/多摩環境カウンセラー協議会の寺木秀一氏より、
学校教育現場において如何なる環境教育が行われているかを伺いました。
企業向けと言うよりも一般市民向けといった内容で、
特記すべき点は取り立てて見いだせず。
その後に7人×6グループに分かれて環境活動に関わる紙芝居を作成。
テーマやターゲットはグループ毎に独自に設定し、
各グループ60分弱で作成し、発表会を実施。
そして最後に全員が再度ホールに集まり、
①~④のグループ毎にディスカッション内容を発表、後に解散。
以上で16時20分頃に研修会は終了しました。j
◇ ◇ ◇
環境カウンセラー登録の応募用件は、
環境カウンセラー登録の応募用件は、
Ⅱ 環境保全活動に関する知見と経験を有している者
Ⅲ 上記の知識と経験を活用して、環境保全活動に関する相談に対して助言を
行いうる資質と能力を有している者
です。(募集要項より抜粋)
企業内で10年以上の環境実務を行った経験をお持ちの方の場合、あとは論文試験と面接試験に合格すれば、環境カウンセラーになることができます。
ご興味をお持ちの方は一度
をご覧ください。
齋藤崇人のコラム
次回は12月11日(金)に掲載します。














