排出物のリスク管理・・・「排出物とは③」
前回「排出物とは②」からの続きです。
廃棄物処理の委託よりも有価物の売却のほうが、CSR/リサイクルガバナンス面で高いリスクが考えられます。これは、決して特殊な事例ではありません。排出物管理の重要性を良く考えれば分かっていただけると思います。
前回、中古品を輸出したケースを取り上げましたが、有価物のリスクは輸出(海外)に限りません。むしろ事例としては日本国内のほうが多いのではないでしょうか?このようなリスクを考えるための参考となる公式データはありません。
たとえば、家電リサイクル法の対象4品目においては約半数が法定ルート以外にて処理(脱法ルートや有価物として売却を含む)されている現状があります(環境研究所推定)。
このような日本の現状を考えるとき、リサイクル実務者(事業所担当者)の担当者レベルの裁量だけでは「排出物リスク管理」が十分に実行できていない事実が見えてきます。
◇ 参考 ◇
- 独立行政法人 国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター
オンラインマガジン2007年2月19日号
「見えないフロー」とリサイクル・海外輸出(寺園淳)
次回は11月10日(月)














