前回「コラム:サンパウロ訪問雑感(2)」からの続きです。

「リスクマネージメント」の第一義は
「各リスク要因を分析し、各リスクの最大値を評価する」点にあるという考え方が、
経営のみならず金融の世界でも常識的な考え方です。

またプロジェクトの採算性を評価する場合における
「リスクマネージメント」分析の活用方法としては、

各リスクを冒すことにより稼得できる利益の期待値 を計算し、

(=利益の稼得予測額×実現可能性)

この期待値と上述のリスクの最大値を照らし合わせて、

この2つの値の比率の大小に基づき意志決定を行う

という考え方が一般的であり且つ合理的であるとされます。

すなわち、

あるプロジェクトが生み出す利益の期待値が 
リスクの最大値を大きく上回り、

かつ

リスクの最大値が自分たちにとって受入可能な値であれば、

このプロジェクトを実施することになるわけです。

日本企業の持つパワー、そして日本という国自体のパワーが落ちている原因が
一つの要因のみにあるわけでは当然ありませんが、
個人的には上記の要因がかなり大きな部分を占めていると考えています。

将来日本が衰退してしまった場合、悲しむのは日本人ばかりではありません。

過去に国家に欺かれ、ある意味では追い出されたと言っても過言ではない
南米ブラジルの日系人たちもまた、少なからず
生活の基盤と精神的な支えを失うことになります。

日本の将来、そして日本人の血を受け継ぐ人々たちの為にも、
環境産業が次世代の日本を担う産業にまで成長するよう私も
一翼を担って弛まず頑張ってかねば、
と改めて感じた今回の出張でした。

〔追記〕
先日、面白い機械を見学する機会を頂きました。
  ①消費電力管理機能と、
  ②プロパンガスで動く発電機能、を
併せ持つシステムです。

興味のある方は、下記URLよりご覧ください。
http://www.shoei2000.co.jp/gasdenkun/index.html